江戸指物専門店の常心亭は、地下鉄有楽町線「江戸川橋駅」徒歩3分です。

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日本の美と江戸指物1

これから述べることは、私の独りよがりかもしれません。そうであるとしても、私はこの説を否定することができないのです。後は、皆様のご判断にお任せいたします。

店主

1

1. 先祖と子孫とともに暮らす。
2. 四季の移ろいを味わう。
3. 室内空間の何通りもの使い分け。

2

1. 一つ一つの現象よりも、「時の流れ」「時の移ろい」に美を感じる。(もののあわれ、さび)
2. 自然はすべてを含んで一体である。(「間」の文化、変化の中の調和)
3. 語らずに通じ合う境地。(無常観、潔さ、侘び、秘すれば花)

(「型」と日本人、武光誠著、PHP新書参照)

3

1. 季節の変化の無視。一年中定温、定湿度。
2. 部屋の固定化。家具・電化製品の固定化。

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 江戸指物は、日本人が自分の部屋に戻って、心と体をリフレッシュさせるための道具」であったし、これからもそうあるべきである。
 外に出て、満足感を得られる刺激を求めてばかりいると、だんだんくたびれてきて自分を見失ってしまう。その時こそ自分の楽屋が必要となる。楽屋に帰ればその日の汚れをきれいに洗い流し、化粧を落として素の自分に帰り、ゆったりと保たれた自分の間に浸り、心と体をリフレッシュさせることが出来る。
 寒い冬に暖かい土地で過ごし、暑い夏に涼しい土地で過ごすことは、確かに人間の心を満足させる。常に一定で快適な環境で毎日を過ごせることは、幸せなことである。
 しかし、現実は幸せなことばかりではない。暑い夏に、毎日エアコンの効いている部屋に長い間いると、冷房病になりやすくなる。体が冷えるのである。寒い冬に、毎日暖房の効いた部屋に長い間いると、乾燥で喉をやられる人が多い。
 木材も、エアコンの効いた部屋に入れっぱなしだと、空気に触れている面だけが乾燥で収縮したり割れたりする。
 だから、江戸指物師は、エアコンの効いた部屋で長時間仕事をしない。板材は、常にひっくり返して、片面だけの乾燥を避けている。人間も木も、季節に育てられたのだ。四季の中に身を置くことが、もっとも人間を幸せにするのだ。

5

 一年を24の季節に分けたものである。二週間に一日は、新しい季節として気持ちを切り替えてみてはいかがだろうか?その日は、窓を開けて部屋の空気を外と同じにし、大自然と一体になってみてはいかがだろうか?
 きっと、家具も、自分自身も、リフレッシュするに違いない!その日は、旬の野菜や魚を食べよう!そして目をつむり、大自然に感謝を捧げよう!

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